ゆっきーの砂場

ロブスタ種のコーヒー豆との出会い

2024年10月15日 投稿

先日、コンゴ在住の友人から土産のレギュラーコーヒーをいただきました。

面倒くさがりな自分は普段はインスタントコーヒーしか飲まないのですが、せっかくいただいたので淹れてみることにしました。 結果、普段飲んでいるインスタントコーヒーとの違いに驚き、コーヒーに興味を持つようになったため、この記事ではその時の体験を記録しておきます。

補足をしておきますが、このコーヒーを飲んだ時点では、自分はアラビカ種やロブスタ種といったコーヒー豆の種類について全く知識がありませんでした。

準備

そもそもレギュラーコーヒーを淹れる器具を持っていないので、まずはかっぱ橋道具街で器具を購入しました。

何も知らない・違いもわからない自分としては、器具は一旦食洗機対応であればなんでもよかったため、見つけた中で唯一食洗機に対応していたharioのv60のコーヒーサーバーとドリッパ、フィルターを購入しました。

淹れてみる

コーヒーの淹れ方が袋の裏に書いてあったのですが、言語がフランス語でした。

自分は大学で第二外国語としてフランス語を選択していたため、まぁ余裕で読めるやろ!と思いましたが、手順を間違えて不味くなっても嫌だったため大人しくGeminiさんに読んでもらいました。

準備 ラ・キノワーズコーヒーはフィルターで淹れるタイプのコーヒーです。コーヒーメーカーで淹れるのが理想的です。1杯あたり15gのコーヒー豆を使用すると濃いコーヒーになり、それ以下だと軽いコーヒーになります。美味しく淹れるコツは、コーヒーの粉を入れる前にフィルターを使うことです。 電気ケトルで淹れる場合 電気ケトルでコーヒーを淹れると、コーヒー豆のかすが沈殿します。これはコーヒーの残りかすで、健康に良いものです。沸騰したお湯で3分間蒸らす必要があります。

なんか翻訳が若干間違っている気がしなくもないですが。。とりあえず15gを測って手順通りにやってみました。

飲んでみて

(※初心者が淹れてみて感じたことです。淹れ方や個人差によってはまた別の感想になるかもしれません。)

淹れる前から感じていたことですが、まず香りが豊かでした。 一般にコーヒー味のお菓子などで感じられる「コーヒーの香り」のようなものではなく、香ばしさはありつつもフルーティーな香りがしました。

次に口に含んでみての感想ですが ます、最初に来がちなコーヒー特有の酸味はほとんど感じられず、大変まろやかな味わいがしました。 なるほど、このコーヒーはまろやかでフルーティーなものなのかと思っていると、次に強烈な苦味と渋みがやってきました。 また、後味にも苦味と渋みが残りました。

続いて、カフェオレにして飲んでみました。

すると牛乳が混ざったことで苦味と渋みが和らぎ、まろやかな味わいと豊かな香りが残り、驚くほど美味しくなりました。

自分は普段インスタントコーヒーでカフェオレを作って飲んでいるのですが、正直苦味と酸味が軽減されるだけで「カルシウムとカフェインを同時に取れる」以外のメリットを感じたことがありませんでした。しかし、コーヒーを変えるだけでここまで味わいが変わるものなのかと驚きました。 正直ここまで自分好みなカフェオレはレストランなどでもほとんど飲んだことがありませんでした。

コーヒー豆の「アラビカ種」と「ロブスタ種」について

使用するコーヒーによって味わいや風味が全く異なることを身をもって学んだところで、コーヒー豆の種類について調べてみました。

アラビカ種

商業向けに栽培されているコーヒーの2大品種のうちのひとつであり、世界全体の生産量のうち、およそ6割程度を締めるコーヒー豆の品種です。

アラビカ種の栽培は標高900m以上の高地、日中の平均気温が20℃前後で寒暖差が大きいこと、年間降水量1,800mm前後が好ましいとされています。 アラビカ種のコーヒーは、この環境の中で生き抜くなかで時間をかけて力強くおいしさを育むことができるのだとか。

アラビカ種のコーヒー豆に含まれるカフェイン含有量は、約1%。酸味が強く、洗練された味わいの中にもどこか複雑さをあわせもっているようです。 スターバックスで使用するコーヒー豆は100%アラビカ種を使用しているとのこと。

ロブスタ種

商業向けに栽培されているコーヒーの2大品種のうちもう片方の品種です。今回自分が飲んだのはこちらです。

ロブスタ種の栽培は比較的低地でも栽培が可能で、日中の平均気温が2℃前後、年間降水量2,300mm前後の高温多湿でものびのびと育つようです。 病害虫にも強く、アラビカ種を育てることが難しい東南アジアの熱帯地域でもロブスタ種は栽培しやすいことが特徴とのこと。

アラビカ種と比べるとロブスタ種はコーヒーらしい苦味が強く感じられ、酸味はやや控えめだそうです。アラビカ種で高評価されやすいクリーンで丸みのあるフルーティな酸味はロブスタ種では感じることが難しく、それよりも麦茶や玄米のような香ばしさがあるとのこと。そのため、コーヒーに重厚感や奥行きを出すためにアラビカ種をメインにロブスタ種をブレンドした缶コーヒーやインスタントコーヒー、アイスコーヒー、エスプレッソなどがあるようです。

ここは自分が感じたことと一致してそうです。

まとめ

コーヒーって奥深いんだなぁ。。

参考文献

https://nestle.jp/Starbucksathome/story/arabica.html

https://www.ucc.co.jp/enjoy/encyclopedia/dictionary/arabica.html

https://roastery101.com/news/2233/